家族や恋人に口臭を指摘されると、かなり傷つく。
相手が小さな声で言ってくれたとしても、「近くで話すのが怖い」「いつから気づかれていたんだろう」と考えてしまいます。
指摘された直後は、何度も息を確認したり、強いマウスウォッシュを買いに行きたくなったりするかもしれません。
でも、焦って香りで隠す前に、まずは原因になりやすい場所を落ち着いて見ていきましょう。
まず落ち着いて分けたいこと
口臭は、自分では判断しにくい悩みです。
家族や恋人は近い距離で話すことが多いので、たまたま気づいたにおいを伝えてくれた可能性もあります。朝だけだったのか、食後だったのか、疲れて口が乾いていたのか。場面によって見直す場所は変わります。
指摘されたからといって、「ずっとにおっていた」と決めつけなくて大丈夫です。
食後、寝起き、口の乾き、歯間の残りなど、一時的な条件で強く感じる日もあります。
日本歯科医師会の情報でも、口臭の原因は舌苔、歯周病、食べ物、口の乾きなど複数あると説明されています。
まずは「何を買うか」ではなく、「どこを確認するか」からです。
最初に確認したい5つの場所
身近な人に指摘されたときは、原因を一つに決めつけない方が整理しやすいです。
次の順番で見てみます。
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舌が白っぽく見えないか
舌の表面に舌苔が目立つと、口臭と関係することがあります。ただし、白いから必ず強い口臭があるとは限りません。
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歯ぐきから血が出ていないか
歯みがきやフロスで出血する、歯ぐきが腫れている、口の中に変な味がある場合は、歯科で見てもらう目安になります。
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歯と歯の間に汚れが残っていないか
歯ブラシだけでは届きにくい場所があります。昼食後や夜に、歯間の残りが気になる人は見直したいところです。
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口が乾きやすくないか
緊張、口呼吸、薬、生活習慣などで口が乾くと、においを感じやすくなることがあります。
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食べ物や飲み物の影響ではないか
にんにく、ねぎ、コーヒー、お酒、たばこなどは、一時的ににおいが残ることがあります。
舌の白さが気になる場合は、舌苔(ぜったい)と口臭の関係を先に読むと、こすりすぎを避けやすくなります。
歯ぐきの出血がある人は、歯ぐきから血が出るときの記事で相談目安を整理できます。
相手に聞き返すなら、短くていい
家族や恋人に言われたあと、相手に詳しく聞くのは気が重いものです。
それでも、原因を分けるためには、場面だけ聞けると助かります。責めるような聞き方ではなく、確認だけで十分です。
聞けそうなら、いつ気になったかだけ確認してみましょう。
朝、食後、夕方、近い距離で話したとき。場面がわかると、見直すケアを絞りやすくなります。
たとえば、こんな聞き方で十分です。
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「朝だけだった?」
寝起きや口の乾きが関係しているかを見やすくなります。
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「食後に気になった?」
歯間の残り、においの強い食事、コーヒーなどを振り返りやすくなります。
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「最近ずっと気になる感じ?」
一時的なものか、歯科で相談した方がよさそうかを分ける材料になります。
聞くのがつらいなら、無理に聞かなくて大丈夫です。
まずは自分で確認できる範囲から始めましょう。
今日から見直すならこの順番
指摘されたあとほど、あれこれ増やしたくなります。
ただ、いきなり全部を変えると続きません。まずは、口臭と関係しやすく、家庭で見直しやすいところから始めます。
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夜の歯みがきを少し丁寧にする
奥歯、歯と歯ぐきの境目、歯の裏側を見直します。強く磨くより、当てる場所を増やします。
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一日一回、歯間ケアを足す
フロスや歯間ブラシは、歯ブラシが届きにくい場所を補う道具です。無理に押し込まないようにします。
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舌は軽く清掃する
舌ブラシや舌クリーナーを使う場合は、軽い力で行います。痛みやヒリつきがある日は休みます。
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口の乾きを減らす
水を飲む、口呼吸に気づく、寝る前のお酒や乾燥を見直すなど、できるところからで十分です。
フロスをほとんど使っていない人は、フロスを使っていない人の口臭ケアで始め方を確認できます。
歯みがきしているのに不安が残る場合は、歯磨きしているのに口臭が気になる人向けの記事も近い内容です。
やりすぎるとつらくなること
指摘されたあとほど、口元のことを何度も確認したくなります。
気持ちは自然です。ただ、やりすぎると口の中にも心にも負担がかかります。
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舌を強くこする
舌苔が気になっても、強くこするとヒリつきや痛みにつながることがあります。
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マウスウォッシュを何度も使う
さっぱり感はありますが、歯間の汚れや歯ぐきの状態を代わりに解決するものではありません。
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何度も息を確認する
自分の息は判断しにくく、確認するほど不安が強くなることがあります。
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相手の前で話せなくなる
指摘されたことを思い出して距離を取りたくなるかもしれません。まずは一人で抱え込まず、歯科で確認する道もあります。
個人的には、指摘されたあとに一番つらいのは、においそのものより「もう近くで話せないかも」と思ってしまうことだと思います。
だからこそ、市販品を増やすだけで抱え込まず、確認できる場所を一つずつ見ていきましょう。
歯科で相談したい目安
家族や恋人から指摘された場合は、歯科で相談するきっかけにしてよいです。
歯科相談は、すぐ治療を決める場だけではありません。歯石、歯ぐき、むし歯、磨き残し、舌の状態、ケア用品の使い方を確認するだけでも、悩みを整理しやすくなります。
とくに歯ぐきの出血、日中も続く口臭、強い口の乾きがある場合は、歯科相談を考えてください。
「口臭を指摘された」とそのまま言いにくければ、「口臭が気になるので原因を確認したい」で十分です。
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身近な人から複数回指摘された
一度だけでなく繰り返す場合は、自分で確認し続けるより歯科で見てもらう方が整理しやすいです。
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歯ぐきから血が出る、腫れている
歯周病や磨き方の問題など、自分では判断しにくいことがあります。
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口の中に変な味がある
歯ぐき、むし歯、詰め物の周りなど、確認したい場所があります。
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水を飲んでも口が乾く
話しにくい、飲み込みにくい、ねばつきが強い場合は、歯科や医療機関で相談する目安になります。
相談するか迷う場合は、歯科に相談する目安の記事で、受診前に整理しておきたいことを確認できます。
まとめ
家族や恋人に口臭を指摘されると、かなり傷つきます。
でも、まず見るべきなのは「自分が悪いのか」ではなく、舌苔、歯ぐき、歯間の汚れ、口の乾き、食後の影響です。
舌を強くこすったり、香りの強いものを重ねたりする前に、口の中で確認できる場所を一つずつ見ていきましょう。歯ぐきの出血、日中も続く口臭、強い口の乾きがある場合は、歯科で相談することも選択肢に入れてください。
身近な人からの指摘はつらいですが、まずは人格の問題ではなく、口の中の状態を確認するきっかけとして扱いましょう。
舌、歯ぐき、歯間、口の乾きを分けて見ると、次にすることが決めやすくなります。